赤いコート

このコートは、わたしの祖母が着て、母が着て、そして10年くらい前から私が着ているものなんですけど、詳しく聞いてみると、どうやら最初の持ち主はアメリカで一人暮らし中の祖母の妹さんらしいです。
祖母が30年以上前に妹を訪ねてアメリカへ旅行した時に、寒かったんでしょう。
寒いからと借りて(正確に言うともらって)そのまま日本へ着て帰って来て、今に至る。
だから計算してみると、少なくとも40年は経っているんですよね。
表の生地は虫食いひとつなくきれい。さすがに裏地はぼろぼろになってきていたので、数年前に張替えてもらいました。今年もこのコートに袖を通せること、すごくうれしいです☆
考えてみると、わたしの「物」に対する思いはこのコートによって育てられたのかもしれないです。
ずっと大切に長く使いたいってことです。だから量より質だなあ。
だから選ぶときはとても真剣です。




